2020.08.25 異業種 開業

BAUMEN BROTHERS 様

2020年3月OPEN
住所:〒370-0616 群馬県邑楽郡邑楽町光善寺257-7

公式サイト:https://baumenbrothers.com/

建築現場の足場工事の会社、株式会社高堰組様が未経験のスイーツに参入!
2018年の6次産業化EXPOの展示会で出会いました。

異業種参入の中でも、農家・養鶏場のような自家製造の材料を持っている訳でもなく、あるいは誰もが知る地域の観光資源といった強みも無い中で、いかに「どこにでもあるスイーツ」(=コモディティ商品)とならないか、繁盛という目線で見ると、非常に悩む部分も多いご相談でした。

その中で、FUJI DESIGN SYSTEMA プロデュースの強みである「ディレクション」が、非常に大きな役割を果たしました。
ディレクションとは、「どういうお店に?」「どんなブランドに?」オーナーの想いを引き出し、目指す方向を明確にデザインすること。 我々のプロデュース内容には、商品開発、店舗デザイン、パッケージデザイン、バウム焼成指導(人財育成)など有りますが、そのベースとなるコンセプト創りにエネルギーをかけました。

そんな話し合いの中から生まれた独自のコンセプトが、 OTOKOGI(男気) 「足場職人たちが作るスイーツ」
⇒あえて男らしさを前面に押し出す、そして「職人のこだわり」という面では共通、 仲間を(地域を)大事にする、そんな想いを表現したコンセプトでした。

そして、この「ディレクション」での考え方をベースにして生まれたのが、
店舗名(ブランド名) BAUMEN BROTHERS =「男の木」(オトコギ)に集う仲間たち

PHOTO GALLERY

オリジナルスイーツの商品開発

男気のコンセプトから生まれた商品⇒

①プロテインバウム
②白と黒のバウム

地元を大事にするコンセプトにもあるように、地元(群馬県・邑楽郡)の卵、牛乳を使用、 そして米粉は、米から工房内の製粉機で自家製造し、市場に流通されていない独自の材料を使用しています。「グルテンフリー」にも対応した商品として打ち出しています。

店舗デザイン提案

パッケージデザイン

商品構成に合わせたパッケージ形状のご提案から、男気のイメージから生まれた「ちょっといかつい?けど、愛すべきキャラクター」を描き、センスあるパッケージに。ノベルティも作りました。

ディスプレイ提案

製菓製パン厨房のスペシャリスト

今までの経験に基づき、効率的な厨房、お客様に魅せる厨房(バウム焼成シーン)のベストな提案!

地元からの支持も受けながら、店舗販売と合わせ、同じくらい力を入れたのが、インターネット販売(ECサイト)です。ホームページ自体にも予算をかけ、お店・商品への想いを独自のメッセージとして発信しています。 オンラインショップは、https://baumenbrothers.stores.jp/をチェックしてください!

2020年6月には、人気テレビ番組のプロテイン特集(プロテインを使用した話題のスイーツ)として取り上げられ、注目度が急上昇しました。ECサイトでの注文も増加、それによる発送待ちとなる事態になってしまうほどでした。
当初のディレクションでの狙い通り、地元のお客様への支持に加え、ネットでの販売も大きな柱に、という流れが出来ています。今後の進化もますます目が離せないお店・ブランドです。